豊かな源水、生い茂る樹木、そして島の周囲には120頭もの野生のイルカが棲息する。独特の歴史と文化を持ち、人と自然が共存する「秘境の島」。
写真家の大倉清司さんが2泊3日で行く、山あり海あり御蔵島の旅をおススメしてくれました。
1日目
乗船前
竹芝桟橋には夜21:30頃には到着しましょう。乗船券を購入し、乗船名簿となっている半券に記入します。時間があれば伊豆諸島・小笠原諸島のアンテナショップ東京愛らんどでぶらぶらしましょう。
明日の朝食を各自で用意しておきましょう。またペットボトルの水を1本買っておきましょう。もちろん水は「御蔵の源水」。水が豊かな御蔵島で、水をくむとき便利です。
乗船
船はレインボーブリッジの下を通り、羽田空港の近くを通っていきます!
東京湾から東京、千葉を眺めましょう。運がよければ羽田空港近くではすぐ頭上を離着陸する飛行機を見ることができます。
御蔵島に着くのは朝6:00。早いので無理をせずゆっくり寝ましょう。
東海汽船では毛布を1枚100円で貸し出しています。2枚借りて、1枚は敷いて1枚はかけて寝るのもおススメ。
到着
御蔵島港に入港するときに放送が入ります。早めに、船の下船口に行きましょう。御蔵島はお客さんが降りるとすぐ船が出航してしまいます。降り遅れのないように!!
御蔵島に着岸できたら大いに喜びましょう。港には宿の人が迎えにきてくれています。宿の車に乗り込み、宿まで行きます。港から里に向かう急勾配の坂はすごいです。
2日目
民宿周辺散策
島内の移動は徒歩です(レンタカーはありません。また、島内では急勾配のため、自転車は禁止されています)。
おススメポイントは、
- 稲根神社(里中)
- わき水をくむ(稲根神社から5分~10分、鉄砲場の少し先)。ペットボトルを忘れずに!
- 御蔵島観光協会(朝8:30から営業しています)
御蔵島のことを知るならここ!展示が充実しています。
明日の山のガイドも頼みましょう。(島に来る前に、ガイドをお願いしたい旨伝えておくと丁寧です)
御蔵島のイルカについての本「いるかいないか」を販売しています。 - ヘリポート(11:00前にヘリが飛んできます。ヘリ欠航の場合もあり)
- 余裕があれば、タンテイロの森もおおススメ。(ガイド不要、1時間程度)
| 名称 | 御蔵島観光協会 |
|---|---|
| 所在地 | 〒100-1301 御蔵島村 |
| 電話番号 | 04994-8-2022 |
| URL | http://www.mikura-isle.com/ |
民宿周辺散策
食堂は島に何軒かあります。どこも個性的なメニューでおススメ。
暑い時期は「やまや」のかき氷ははずせません!御蔵島の水でつくったかき氷は最高。ふくまる商店のジェラート、美美庵のところてんも有力候補でしょう。
午後のイルカに備えて、食べすぎには注意しましょう。イルカ船にはトイレがないので、水がおいしいからといって水分のとりすぎにも注意。
| 名称 | やまや |
|---|---|
| 所在地 | 〒100-1301 御蔵島村 |
| 電話番号 | 04994-8-2157 |
| URL | http://www16.ocn.ne.jp/~mikura/shop/index.html#yamaya |
| 名称 | 美美庵 |
|---|---|
| 所在地 | 〒100-1301 御蔵島村 |
| 電話番号 | 04994-8-2108 |
| URL | http://www16.ocn.ne.jp/~mikura/shop/index.html#minmin |
| 名称 | ふくまる商店 |
|---|---|
| 所在地 | 〒100-1301 御蔵島村 |
| 電話番号 | 04994-8-2292 |
| URL | http://www16.ocn.ne.jp/~mikura/shop/index.html#fukumaru |
ドルフィンスイム
イルカは人間を癒してくれるために生きているのではありません。あくまでも「住処にお邪魔させていただく」気持ちを大事にしましょう。
※事前に宿にドルフィンスイムを予約します。
※事前にプールで泳ぐ練習をしておくのが好ましいです。プールで25mは泳げたほうがいいです。
※水深は浅くても3~4m程度で、海の中、足はつきません。不安な人は船長に伝えておくといいでしょう。ウェットスーツを着れば沈むことはありません。

持ち物
- 基本的には水着(とラッシュガード、必要であればウェットスーツ)に着替えて、3点セット(マスク、シュノーケル、フィン)を持っていけばOK。水着とラッシュガード以外はレンタルできます。
- 保温容器にお湯、紅茶など入れて持っておくと、寒くなっても大丈夫。
- カメラは、防水のものがおススメ。防水でない場合はハウジングに入れて。船の上でも波をかぶることがあり、防水でないと壊れる可能性あり。塩水でぬれた手で防水でないカメラを持たないように。
- ぬれたくないものがある場合、ダイビング用の防水バッグが便利。少しならジップロックでも大丈夫。
ツアー中は
- いよいよイルカに会いにいきます。イルカツアーにはルールがあるので、船長、ガイドの指示にしっかり従いましょう。
- 船に弱い人は酔い止めを飲んでおきましょう。
- 船は小さく、屋根もないため日焼け止めは必要。
- クラゲがいる時期もあるので、あたたかくても肌はあまり露出せず、ラッシュガードを着用しましょう。日焼け防止にもなります。
- 結構体力を使います。疲れたら無理して海に入らず、マイペースで楽しみましょう。船の上から見るのも楽しいものです。
- 波が多少あるときは、船の上にずっといるとかえって酔うこともあります。酔いやすい人は海に入ったほうが楽かも。
- 酔いそうなときは、なるべく遠くか、空や御蔵島の山を見て深呼吸すると気分が落ち着きます。
- 海だけでなく、島も、山も眺めてくださいね。御蔵島の名瀑、白滝や元根は写真スポット!(ツアーにより通らない場合もあります)
3日目
ハイキング
御蔵島の山と海はつながっているのです。山があるから豊かな海がある。山を歩きながら、海にも思いを馳せてください。
※あらかじめ観光協会に連絡しておく必要あり。下記のコースに行く場合は、東京都認証の自然ガイドの同行が必要です。ガイドは観光協会で紹介してもらえます。
- 絶景コース(天気よければ):黒崎高雄山
- 巨樹コース:南郷の森
- 山登りコース:長滝山
- 神秘の池コース:御代ヶ池
など。魅力満載の山ツアーは観光協会と相談してみてください!
帰路
おみやげは…「御蔵の源水」「ほうろく焼き」をはじめ、漁サン、Tシャツ、ポストカードなどがあり、島内の商店や宿で購入ができます。
ペットボトルに水をくんで、船の上でもおいしい水を飲んでください。
乗船待合所での手続きは必ず必要です。定刻(時期により違いますがだいたい12:30くらい)までに手続きをお済ませください。
船に乗り込んだら荷物をおいて、すぐにデッキ後方へ!島の人に手を振ってお別れです。
運がよければ、感動的な夕日が船上から見ることができます。
御蔵島の旅の注意事項
- キャンプは禁止です。必ず、宿を予約してから行ってください。
- 保険証(コピー不可)を持参してください。ないと受診の際、全額負担となります。
- 御蔵島は大自然の中にあるため、船が着岸できないこともあります。船が着岸しそうもないときは、宿から連絡が来るはずです。「来ないほうが良い」と言われたら諦めましょう。
- どうしても行きたい場合は、ヘリ(東邦航空、定員9名)の予約をしておきますが、ヘリは島の人の足にもなっているので、なるべく船で行きたいところです。海が荒れているから船が欠航するのであって、ヘリで行ったとしてもドルフィンスイムは行けないこともあります。
- ドルフィンスイムの予約は、宿の予約時に、いつ泳ぎたいと伝えておいてください。基本的に1日に、午前、午後の2回イルカ船が出ます。混雑時は1人1日1回までになることもあります。
- コンビニはありません。
- 坂ばかりの島です。スニーカーなど、歩きやすい靴を履いて下さい。
- ドルフィンスイムの前後は特に、ウェットスーツや水着のまま島内を歩かないようにしましょう。
- イルカツアーでは、イルカに負担をかけず安全に泳ぐために、必ず船長の指示に従ってください。








大倉清司









